はなまるはうすの想い

はなまるはうすは、日本財団とB&G財団が連携する「子ども第三の居場所」プロジェクトの一環として、塙町の子どもたちに家庭や学校だけではない、もう一つの居場所・のびのびと過ごせる場所の提供を行っております。
小学生のお子さまがいる家庭の共働き率は年々増加しており、最新の調査では62%の家庭が共働きであるという結果が報告されています。
少子化も重なり、学校から帰宅すると一人でいることがほとんどという子も多く、その大半が言葉にはしなくとも「寂しさ」を抱えているといえます。
当施設は、そういったお子さまにとって「一人じゃない」「誰かがいるあたたかさ」を感じてもらえる場所でありたいと強く願っています。

教育施設ではありませんので、学習や運動の強制はありません。
それぞれが自然なスタイルで、好きな時間を過ごしてもらうため、特別なイベント時以外は決まったスケジュール等も設けておりません。
日々の宿題は前提ではありますが、その他の好きな学習をするのも自由ですし、お友だちとスポーツをして過ごしても良いです。好きな本を読んでも、お昼寝をしても、もちろん構いません。学校であったことをスタッフに話すのも良いでしょう。ご家族やお友だちには相談できないことを、スタッフに相談することもできます。
自然と子どもたちが集まることができる場所として、どんな時でもスタッフが待っています。
話したくなければ話さなくても大丈夫。そっと見守り、優しく寄り添います。

はなまるはうすの取り組み

はなまるはうすは、日本財団の提唱する「5つの機会」を基本に運営しております。

安心

食事

生活習慣

学習

体験

以上の5つの機会を元に、様々なイベントやプログラムを企画いたします。
子どもたちの自己肯定感を高め、興味のあること・分野をどんどん伸ばしていくことができるようなサポートを行います。
自分らしく、ありのままでいられる場所として、いつでも変わらず穏やかに子どもたちを包み込みます。

『みんなで食べる』ことの楽しさ、大切さ

また、成長期にある子どもたちの身体をつくる食育にも力を入れております。
食事は、栄養面だけでなくコミュニケーション能力や会話能力を養う貴重な機会です。
普段、食事中はテレビやYouTubeを見ながら食べているという子も多い現代ですが、丁寧に作られた品々が並ぶ食卓を囲み、みんなで会話を楽しむ食事風景を味わってもらえればと思います。はなまるはうすで提供する食事は、栄養のバランスを考えた誰にでも食べやすい献立作りをモットーとしています。日々の食事にも楽しみを持ってもらえるよう、季節のイベントや、地域性を取り入れた「塙町ならでは」の特別な食事をご提供することもあります。
おいしい食事もまた、コミュニケーション能力を培うアプローチの一つです。

タテ・ヨコ・ナナメ
異なる学年の子どもたちと繋がり、社会経験を積む

はなまるはうすでは、学校とは違い年齢の異なる子どもたちが集まり一緒に会話をしたり、遊んだり、食事をします。
そのため、学校生活を中心に「横の繋がり」が主体だった関係性に、これまでにはなかったタテ・ヨコ・ナナメの関係性が生まれます。

これは、人が生きていく上で必要な他人との関係性構築の基本でもあります。子どもたちが成長し、社会に羽ばたいていく過程で、横の繋がりだけで生きていくことはできません。家族・友人関係だけでなく、他者との交わりは世代を超えて行われるものであり、必ず必要なものであるといえます。
子どもたちにとって地域の方との関わりをはじめ、これまでにはなかった新しい交流のカタチとして、はなまるはうすでの体験を元に今後の成長への一助として活動の定着を目指しております。子どもたちの笑顔と居場所を守る立場として、家庭・学校・はなまるはうすがそれぞれ協力し合いながら、社会全体で子どもたちの豊かな心と健やかな身体の成長のための環境作りを推進していきたいと考えております。

開館スケジュール

開館時間やスケジュールにつきましても下記カレンダーよりご確認ください。
はなまるはうすでは、季節や地域性に溢れた楽しいイベントも予定しております。

よくあるご質問

利用するのにお金はかかりますか?

はなまるはうすをご利用になる場合には、事前に利用登録が必要となります。登録時に登録料(お子さまお一人につき1,000円)をお支払いいただきます。来館毎の費用はかかりませんが、お食事が必要な場合には、1食につき100円を頂戴いたしております。
特別イベント時の参加費については、各イベント案内をご確認ください。


どんなことができる施設ですか?

はなまるはうすは、子ども第三の居場所として家庭・学校・地域の三位一体で行うプロジェクトを展開いたしております。
地域の方のサポートをいただきながら、子どもたちが安心して暮らせる場所として運営しております。
学習や生活面の支援だけでなく、季節や地域性に富んだ各種イベントを開催いたします。
また、お子さまだけでなく保護者の皆さまのサポートも積極的に行っております。


食事もできるのですか?費用はかかりますか?

お一人さま、1回100円の自己負担にて、食事のご提供も行っております。
子ども・大人関係なく、みんなで食卓を囲み、食べることの楽しさや会話を通して行うコミュニケーションを大切に考えております。
食事の内容は、状況に応じて、栄養バランスを考えた様々な献立でご提供いたします。
季節の行事や地域の料理をお出しすることもあります。食育の面でも専門家の意見を取り入れ、食べることを通じて子どもたちの健全育成をはかります。


開館スケジュールを教えてください

開館時間等につきましては、開館スケジュールからご確認いただくことができます。
急な変更等が発生した場合は、ご登録いただきましたLINEまたは保護者さまへ電話連絡をさせていただきます。


宿題も見てくれるのですか?

子どもの居場所として、ご家庭と同じように過ごしてもらえればと考えております。
学校から出た宿題はもちろんのこと、もっと学習をしたいお子さまも自由に学習に取り組むことができます。
分からないところがあれば、スタッフと一緒に考えてみるのも良いかもしれませんね!
そのほか、本を読んだり将棋をさしたり、絵を描いたり、おしゃべりをしたり、自由にお過ごしいただくことができます。


利用したいのですが、どうしたら良いですか?

まずは保護者さまより事前登録をお願いいたしております。
ご利用までの流れは下記をご覧ください。


施設内の雰囲気や、どんなことをしているのか見学できますか?

利用登録の前にお試しで体験利用をいただくことができます。
また、施設見学やご案内も常時受け付けております。
ご希望される方は、お気軽に塙町教育委員会 学校教育課 こども支援室または、はなまるはうすにお問い合わせください。
保護者さまと一緒にご見学いただくことができます。

お問い合わせ
はなまるはうす 0247-57-8712
塙町教育委員会 学校教育課 こども支援室 0247-43-4050

受付時間:9:00〜17:00
休館日:土・日・祝日、年末年始